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あたたかい写真のつくり方   

未曾有の震災があった今年、少し前に見た「写真家たちの日本紀行」の中である写真家が
「写真=真実を写す物ではあるけれど、真の下に心を付けて、写真=まごころを写す物」
と言っていたのが印象に残る。

震災復興のため、日本を元気にするため、「写真で出来る事がある筈」と奔走する師匠の
チャリティーにも夫婦で全部参加しようと決めた今年。
(独りでは、なかなか出来ない事なので師匠にその思いを託して)
最後のチャリティーは「あたたかい写真」 日本に笑顔を! 被災者に力を!

まごころを込めて撮りました
「温かいカプチーノ」
あたたかい写真のつくり方_b0138661_6503934.jpg

これを撮りたくて、わざわざ下北沢まで(^^ゞ 
極めてベタですが・・体の芯から温まって欲しいの願いを込めて・・・

なかなか「撮れない!」って云うダンナさまの為、あたたかいお家をセッティング
「暗い夜、お家の灯りが見えたらほっとするでしょ?」「真っ暗なお家に帰るのはイヤでしょ?」
「いつも温かくして待っています」と云う感謝の私のまごころを写して欲しいとの事で・・・
あたたかい写真のつくり方_b0138661_73632.jpg

震災の後、停電が続き暗い夜が怖かったと聞きました。
そして、電気が復旧してお家にあかりが灯った時、誰もがもれなく拍手をする姿を見て、
電気の大切さを改めて認識した今年。
決して、「やらせ」ではありませんよ~^^  私の「まごころ」そして「感謝」






師匠の活動は、石巻の炊き出しから始まって、今後もまだまだ続きます

今は、仮設住宅にお住まいの方々にお米を配る活動のご様子。
お米を差し上げるというより、仮設住宅にお住まいの独り独りのお顔を見て、その様子を知り
話し相手になる為です。 詳しくは・・こちらこちらをご覧下さい

阪神・淡路大震災の後には、多くの仮設住まいのお年寄りがその孤独に耐えられず自ら命を
絶ったとも聞きました。
そんな事、決してあってはいけません!

現地で撮られる師匠のお写真にもっともっと笑顔のシーンが増える事を願っています。
ずいぶん前に「Photo is ・・・」っていうCMがありましたね。
写真は、「まごころを運ぶ物」かもしれません

by pianissimom | 2011-12-28 07:22 | 写真

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